仏像

大日如来坐像 ( 国指定重要文化財 )

真言密教を代表する仏。

12世紀(藤原時代)の作で、宇治の平等院鳳凰堂に安置する国宝阿弥陀如来像に似る。

定朝様式と言われる典型的な都の作風を示す。

悟りを表わす法界定印を組む胎蔵界で、251.5cmの丈六像。

国宝、重文指定の63躰の大日如来像の中で4番目の大きさを誇る。

蓮弁の箔は造像時のものと伝えられる。

不動明王立像 ( 国指定重要文化財 )

大日如来の命を受け、忿怒(ふんぬ)の相を示し通常の姿では教化し難い衆生を救う仏。

藤原時代の作でほぼ等身大。

大ぶりの巻髪、眼は左を眇(すが)める天地眼。

牙を上下に出し斜左下方向を向き、左足を一歩踏み出して立つ自由な姿は、高野山南院の波切不動と特色を同じくする。

千手観音立像

藤原時代の作で、造像時、頭上に11の化仏と42臂(ひ)があったと伝えられる。

本面の両脇に2面を配し、俗に「三面千手」と称せられる珍しい形の仏像。